【タイ古式マッサージ】無意識を味方につける方法

こんにちは!
木下です。

今回は
無意識のチカラについて
話してみようと思います。

よく「意識と無意識」
「顕在意識と潜在意識」などと
言ったりしますが、

カンタンに言うと人間には
【自分で意識して表現している状態】と

【自分では意識していないけど表現されている状態】があるということです。

この「意識していないけど表現されている」
というのがキモで、

この部分が無意識、
あるいは潜在意識の部分です。

 

時々、無意識や潜在意識を

「自分の内に秘められたスーパーパワー」

のように考えていたり
言っている人がいますが、

それはマンガの読みすぎか、
アブナイ人です。

なぜなら無意識というのは
【意識して繰り返しおこなったこと】が
→【意識しなくてもできるようになったこと】だからです。

つまり、
内に秘められているチカラではなく
自分の内に溶け込んだチカラなのです。

 

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自分の無意識をセラピスト用に設計しよう

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僕はタイ式セラピストに
必要なスキルには

テクニック、

カラダの知識、

コミュニケーション能力の
3つがあると考えています。

で、この3つの中に
無意識化できないものがあるのですが、
なんだと思いますか?

 

そうです。

コミニュケーションですね。

ここを無意識化すると

お店の扉が開いたら
「いらっしゃいませ~」

誰かが
「いらっしゃいませ~」と言ったから

それに合わせて
「いらっしゃいませ~」

みたいなことになります。笑

なのでコミュニケーションは
無意識化できません。

でもテクニックやカラダの知識は
完全に無意識化ができます。

テクニックでいえば
意識的に繰り返し練習することで
無意識レベルで
カラダが勝手に動くようになります。

カラダの知識も
多くの知識をベースに
施術を繰り返していけば

素人には見えない
カラダのつながりや因果関係が
パッとわかるようになったりします。

つまり、
コミニュケーション以外は
なるべく無意識化できるようにしたいんです。

 

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無意識を味方につけよう

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よく意識的に使っている脳は
全体の3%ぐらいとか
顕在意識は氷山の一角だとか言われます。

つまり人間は、
無意識の部分が大部分で
意識的にできることは
わずかしかないということです。

なのでセラピスト的には
無意識の部分を
上手く使えるようになれば
施術に余裕が生まれるということです。

しかもその余裕というのは
ふわ~っとしたものではなく、

コミュニケーションをとりつつも
つねに指は的確な場所をとらえ、
相手に合わせたテクニックを選択しながら
スムーズにカラダが動いている状態です。

 

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練習、練習、そして練習

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無意識を味方につけるには

練習、練習、練習という

なんとも現実的な話に行き着きます。

なぜなら最初にお話ししたように

何にもやってないのに
自分の内に眠っていたパワーが
ある日突然目覚めるというような
マンガのような話ではないからです。

でも一度無意識化できるレベルまで
やってしまえば
あとはもう余裕で
結果が出せるようになります。

しかも一生消えない
自分のスキルとなります。

はじめは転びまくっていた自転車も
何度も練習して一度乗れるようになると
その後しばらく乗っていなくても
乗れるようなものです。

 

あなたは無意識を
味方につけていますか?

 

テクニックとカラダの知識を
深めていますか?

 

やればやっただけ
価値を提供できる
セラピストになれますよ。

 

ではでは。

 

木下智之

 

P.S.

無意識は【いいもの】と【悪いもの】の
判断はしてくれないので、

微妙なテクニックや
意味のない知識を
繰り返し入れて無意識化してしまうと、、、

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