【タイ古式マッサージ】ずるいテクニック

こんにちは。
木下です。

つい先日、
以前整体の仕事をしていたという女性が
来店してくれました。

お話を聞いてみると

「本格的なタイマッサージを受けてみたい」
ということと

「気持ち良さを味わってみたい」
ということだったので

ワザ数多めでリズムよく

足先から頭まで

ゆるめ、動かし、伸ばしていきました。

で、結果的に
とても満足していただけたのですが
帰り際にこんな一言を言われました。

「タイマッサージってズルいですね。。。」

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ズルい=羨ましい

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今年の冬、
新しいサーフボードを買いました。

そのサーフボードは
厚くて長くて浮力があって、
簡単にいうと超初心者でも波に乗れる
楽しいサーフボードです。

今まではショートボードという
薄くて短くて浮力のないサーフボードだったので
このボードのおかげで波に乗れる機会が増え
さらにサーフィンが楽しくなりました。

で、なぜこのボードを買ったかというと
波が小さかったりパワーがなかったりすると、
せっかく海まで行っても
ショートボードでは
波に乗れないことも多かったからです。

そして、
そんな中でも長いサーフボードに乗っている人たちは
波に乗れていたからです。

こっちが全力で波に乗ろうとしているのに
長めのボードの人たちはいとも簡単に
スッと波に乗っていく。。。

それを見ていた僕は、ずーっと思っていました。

「マジずりぃー」と。(俺もそれ欲しい。。。)

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ズルくて合理的なマッサージ

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チェンマイ式タイマッサージは
【お互いに気持ちよく】という
コンセプトのもと作られています。

相手もよくて、自分もいい。

そのために使えるものは使っちゃおう。
という超合理的な考え方。

それを他の手技の人たちから見ると

「それズルくない?」(できるなら私もそれ使いたい)
となるわけです。

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欲張りでいいじゃん

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セラピストとして活動していると
やっぱりお客さまには喜んでもらいたいし
悩みを解決してあげたいと思うと思います。

日常では得られない
特別な時間を提供したいとも思うし

人生が少しでも豊かになってもらえたら
嬉しいとも思う。

だけど、
自分がムリし続けたり
とにかく頑張るだけってのはイヤ。


持続可能性もしっかり考えていきたい。

コレを聞いて

「まぁ欲張りな」って思いますか?

確かに一般的には理想論だったり
「ムリムリ」って言われちゃうのかもしれません。

でも
こんな欲張りな願いを叶えられるのが
タイマッサージのテクニック+解剖生理学だと
思っています。

お互いに気持ちいい、合理的なテクニックに
「どうしたらより効果的にアプローチできるのか」
「望む結果をだせるのか」を考えるために必要な
医学的、科学的な知識。

つまり、
頭と身体をフルに使って施術することができれば
コレは可能だと思っています。

あなたはズルイって言われるほどの
テクニックを身につけていますか?

カラダの知識を深めていますか?

理想は高く持ってくださいね!

ではでは。

木下智之

P.S.

【欲】っていうと
一般的にはあまりいいイメージじゃ
ないかもしれないけど

この欲があるから
もっと勉強しようと思うし
次はこうしてみよう、
もっとここを改善してみようと
思えるのだと思います。

PP.S.

最近こんな本を読みました。

山中伸弥 人体を語る↓
https://amzn.to/48jaame

で、この本読んで
このDVDに興味を持ちました。

人体 神秘の巨大ネットワーク↓
https://amzn.to/4aIrJOc

このDVDは生理学初心者には
すごくいい教材になるなぁって感じました。

西洋医学的な身体の見方が
最先端ではこうなってきたって感じの内容なんだけど

私的にはコレって東洋医学では当たり前だし
何千年も前から言われてきたことだよね?って
感じでした。

でも逆にいうと
東洋医学の考え方が難しいと感じる人は
コレをみると理解がしやすいかもしれません。

今後ますます東洋的な身体感が
広まってくると思います。

オススメです。

PPP.S.

ちなみに私が買ったサーフボードは
スポンジボードなので
あまりカッコよくはないし
もっさりとしていて
スタイリッシュな感じはありません。

でもこのボードにしたら
海でよく声をかけられるようになりました。

私が小波でも乗れてるから
みんな「ずりぃー俺もほし~」って
思ってるんだと思います。笑

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