【夢の独立開業】スタートダッシュの成功パターン

セラピストとしての経験を活かして、
自分のサロンを開業することは
一つの夢だと思います。

特に、すでに一定の指名してくれるお客様がいて、
サービス内容に自信がある場合、
独立したくなるのも当然です。

しかし、
成功への道は平坦ではありません。

今回は、この旅路において、
よくある落とし穴と、
それを避けるための戦略についてお話しします。

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スタートダッシュの
成功パターン
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多くのセラピストが選ぶ道は、
指名してくれるお客様の基盤を背景に、
前職のサロンの近く、
もしくは少し距離を置いて開業することです。

これにより、
以前からのお客様をスムーズに誘導でき、
新たな立場でのスタートダッシュに
成功しやすくなります。

メニュー構成も同じにして
さらに価格をわずかに下げることで、
引き続き来ていただけるお客様にも
新たなメリットを提供することができます。

これが誰でも独立のイメージがしやすく
そして今まで私が見たり聞いたりした中で
順調にスタートしている人たちの勝ちパターンです。

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成功の裏に潜む
落とし穴
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しかし、このアプローチは
長期的な視点で見ると、
いくつかの問題を孕んでいます。

最初は順調に見えても、
根本的には前職のサロンから顧客を
“引き継ぐ”だけで、

新規顧客の獲得戦略が
欠けていることが多いのです。

また、セラピストとしてのスキルと
経営者としてのスキルは全く異なり、
成功したセラピストが
必ずしも成功する経営者であるとは限りません。

これは一流のスポーツ選手が
監督になっても同じような活躍ができるとは
限らないのと同じです。

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独立後の課題
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サロンのメニューや価格戦略を
前職場と同じにしてしまうと、
結局は前サロンとの直接競争になってしまいます。

例えば前にいたサロンの
集客力があったからこそ
あなたは多くのお客様と関われ
そしてスムーズに
サービス提供できていたのかも知れませんよね。

そうなると
最低でも広告は
同等のレベルと規模感が必要です。

むしろスタート時は
一般的に認知されていないので
前サロン以上に広告費が必要なことが多いのです。

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本質的な問題
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もう一度言いますが、
セラピストとしてのスキルと
経営者としてのスキルは全く異なります。

そのため、見えている世界も違います。

その結果どうなるかというと
広告費をかけるなら、
新たなメニューや設備に投資しようとなるわけです。

これが本当によくあるパターンで
残念ながらせっかくスタートダッシュに成功しても
徐々に失速していくパターンなんです。

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新たな問題の発生
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このように、独立してから
広告費をかけずに
「自分らしさ」を追求し始めると、

勤めていた時よりも
オペレーションが複雑化して
自分の負担も増えます。

そして独立したということは
すでに勤めていた時よりも
自分のやることは増えているので
徐々に疲弊していきます。

さらに集客がうまくいっていない、
または将来的な不安があるとなると

心理的ストレスも常に感じているので
脳が疲れ、どんどん視野が狭くなっていきます。

その結果、

「スマホひとつで誰でもできる!◯◯集客術」

のような、
甘い誘惑に捕まってしまうことになります。

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独立を目指すあなたへ
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ローリスクで開業するなら
冒頭でご紹介した勝ちパターンで独立が必須です。

でもそれも永遠に続くものではないので
先を見越した戦略が必要になります。

もしあなたが
今はまだセラピストとしてお勤めで
将来的には独立したいとお考えなら

まずは今のサロンの広告戦略と広告費を
最低でも丸ごとマネできるか吟味してみてください。

もしそれが無理だと判断したのなら
何がマネできないのか、なぜできないのかを
書き出してみてください。

理由が明確になっていれば
逆に自分ができることも見つけやすくなります。

それともう一つ、

勝ちパターンで独立するにしても
新しくやりたいメニューがあるなら

独立する前
必要なことは学んでおくことをおすすめします。

そうすれば
独立後は経営に時間を使うことができます。

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独立しているあなたへ
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もしかしたらあなたは
セラピストとして一流で
さらに経営の才能もある方かも知れません。

でもそういった方は稀ですし
そもそもこのブログ記事をここまで読んでいないと思います。

なので、助言させていただくと

これらの問題に対処するためには、
セラピストとしての自信や実績は
別ものと認識していただいて

経営者としては
1年生だということを自覚してください。

それができたら
腰を据えて経営の仕組みを学び、
独自のビジネスモデルを構築することが不可欠です。

結局これをやらないと
あなたは「何がわかっていないのかがわかっていない」という
迷宮からいつまで経っても抜け出せません。

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最後に
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私は基本的には
独立開業することをおすすめしています。

なぜなら
圧倒的に得るものが多いですし

人生一度きりだし
やりたいことはやった方がいいんじゃない?
と思うからです。

しかし、得られることも多い一方
当然リスクもあります。

甘すぎる見込みと感覚で経営した結果、
投資したお金や時間を失うぐらいなら
そこまで深刻ではありませんが(当然辛いことですが)

家族や友人、
お客様やスタッフに迷惑をかけ
信用を失う可能性もあります。

人間は社会性のある生き物なので
あなたがサイコパスでない限り
これらの信用を失うことは
相当なダメージにつながります。

実際に事業に失敗し、
立ち直れなかった人たちは数多くいます。

つまり、
必要なことをしっかり学ぶことで、
経営者としても成功して欲しいのです。

そして、多くのことは
例え困難に思えるようなことでも
適切な知識やノウハウで解決できるものだと
希望を持っていただきたいと思っています。

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