↑この動画は、クライアントのウデを背中に回し、自分のウデの骨をクライアントの肩甲骨まわりにあてて、ぐぅ〜っと沈めるように効かせています。
今回は、動画では分かりにくかった、使っている骨や当てている場所を解説していきます。
使う骨はコレ
使う骨は尺骨(しゃっこつ)です。
尺骨とは、前腕にある2本の骨のうち、小指側にある骨のことです。
使う場所はココ
尺骨を使うといっても、尺骨ならどこでもいいと言う訳ではありません。なるべくヒジに近い場所を使います。
当てる場所はココ
当てていく場所は、肩甲骨と背骨のあいだの肩甲骨側です。
体重移動のコツ
クライアントに「あてている尺骨」の「真上」に、自分の「肩」がくるように体重を移動することで圧を入れていきます。
このとき、自分の肩は固定するように力を入れますが、上半身にはほとんど力を入れません。
必要のないところに力が入っていないことでスムーズな体重移動ができます。いろんな場所に力が入っているとうまく動けませんし、ギコチナイ動きはクライアントに伝わってしまいます。
いかがでしたか?
今回は、使う場所や当てる場所を解説しました。
このテクニックを使うことで、親指の消耗を抑えることができます。ポイントは、どのポジションにくれば一番体重がのるのかを意識しながら動くことです。
使う場所と当てる場所を知ったうえで、動画のイメージで身体を動かしてみてくださいね。
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木下智之
アユーラタイマッサージスクールインストラクター
日本でチェンマイ式タイマッサージを日本語で教える専門家。20代前半に経験したタイ、インド、ネパールへの旅行がきっかけで[人の役に立てる人間になりたい]と強く思うようになり今に至る。2017年、100人以上いるインストラクターの中で実績1位を獲得。現在はサロンにてタイマッサージの施術を行うセラピストをしながら、現役セラピストの方、本気で仕事にしていきたい方向けに、技術を教えています。

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