「なんでこんなにモノ持ってるんだろう?」
断捨離を始めて、
こんなふうに思うようになりました。
なぜ断捨離を始めたのか
現在進行形で断捨離を進めているのですが、
実はこれには二つのきっかけがあります。
ひとつは、お客様との会話でした。
「親の遺品整理が大変で…」
「病気をきっかけに、身の回りを片付けようと思って」
そんな話を聞いているうちに、
「自分も身の回りを軽くしておきたいな」と思うようになりました。
そしてもう一つが、登山でした。
UL(ウルトラライト)という考え方
登山の世界には、
「UL(ウルトラライト)」という考え方があります。
Ultra Light。
つまり「超軽量」
できるだけ装備を軽く、少なく、シンプルにすることで、
より早く、より遠くまで行き、
より自由に自然を感じるためのスタイルです。
これ、実際に取り入れてみて思ったのは
今の自分にめちゃくちゃフィットする考え方でした。
重さは、そのまま負荷になる
登山って、想像以上に体に負荷がかかります。
だからこそ、
荷物の重さ=そのまま自分への負担になります。
でも人は「念のため」に弱い生き物です。
あれもいるかも。
これもあった方がいいかも。
物欲も刺激されて
とりあえずいろいろ欲しくなっちゃう。
そうやって気づけば、リュックはパンパン。
中には
「自分の体よりリュックの方が大きくない?」
って人も普通にいます。笑
そもそも10kg以上背負って山を登るって、
ほぼ修行です。
ULの人たちは逆をいく
ULの人たちは、その真逆をいきます。
荷物を極限まで減らし、
一つの道具に二つの役割を持たせたりしながら、
とにかく軽く、小さく、シンプルにする。
過剰な快適さはあえて手放し、
最低限の機能と工夫で完結させる。
その結果、
スニーカーのような軽い靴で山を歩けるし、
身軽になったぶん、
自然そのものをしっかり感じられるようになる。
“自然との境目を減らす”
そんな感覚です。
私はこの考え方にすごく共感しました。
山だけじゃなく、生活にも通じる
このULの考え方って、
山の中だけの話じゃないなと思ったんです。
むしろ、
日常生活にもそのまま当てはまる。
必要最小限で生きる。
一つのものに複数の役割を持たせる。
使わないものは持たない。
選択を減らして、思考のノイズを減らす。
これってまさに、
“生き方のミニマリズム”だと思います。
思っていた以上に「持ちすぎていた」
実際に断捨離を始めてみると、
自分では「物は少ない方」と思っていたのに、
現実は全然違いました。
サーフボード4枚、ウェットスーツ6着、
靴12足、カバン10個、ダウン6着 etc…
体は一つなのに、なぜこんなに同じものがあるのか。
そこでようやく、
自分の“無意識の重さ”に気がつきました。
「余白」ができると、思考が整う
そこから一気に手放していき、
物の量は半分以下になりました。
するとどうなったか。
部屋がスッキリしたのはもちろんですが、
それ以上に大きかったのが、
頭の中までスッキリしたことです。
物が減ると、選択が減る。
選択が減ると、思考のノイズが減る。
そして、
自分にとって何が本当に必要なのかが見えてくる。
「私たちは思っている以上に、モノの影響を受けている」
それを実感しました。
「少なく、軽く」は、自由につながる
今の時代、モノは簡単に手に入ります。
だからこそ、
「何を持つか」
吟味して選択することはとても大事。
ウルトラライトな登山のように、
少なく、軽く、自由に。
余白をつくっておくことで、
チャンスが来たとき、
「やりたい」と思ったときに、
すぐに動けるようになると思う。
準備がすべてを決める
身軽にしておくことは、
準備していることと同じです。
物事がうまくいくかどうかは、
8割が準備で決まると感じています。
施術もまさにそうで、
結果のほとんどは、
事前の状態づくりで決まっています。
本番は、
準備してきたものを出すだけ。
最後に
モノを減らすことは、
ただの整理ではありません。
自分の思考を整え、
行動を軽くし、
人生の流れを変えていくための準備です。
少なく、軽く。
そして自由に。
あなたもぜひ、
少しだけ“余白”をつくってみてください。
そこから、流れは変わり始めます。
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