タイ古式は難しい?テクニックをすばやく覚える方法

タイ古式マッサージを学びはじめの頃って、ダイナミックな手技とストレッチを覚えるのが、むずかしいなぁと感じることがありますよね。

でも、たくさんの手技やダイナミックなストレッチがあるおかげで、がんばって押す、力まかせに揉む、ひたすら流すなどしなくても、効果的に効かせることができるんです。

つまり、これさえ覚えてしてしまえば、パワーに頼らなくてすむようになります。

今回は、むずかしそうに感じるテクニックを、シンプルにして覚えやすくする方法をご紹介します。

1つのテクニックを3つに分解

じゃ、むずかしそうに見えるテクニックをシンプルにする方法って何ですか?というと、それは1つのテクニックを3つの要素に分解することです。

分解1 当てる場所を知る

まずは当てる場所です。相手の身体のドコに当てるのかということを明確にします。

分解2 使う場所を知る

その次は使う場所です。自分の身体のドコを使うのかを明確にします。

分解3 やりやすい場所を知る

そして、どこにいたらやりやすいかを知って、自分のポジションを明確にします。
それらを知ることでテクニックの型に埋め込まれた意味が浮かび上がってきます

例えば、親指を大腿四頭筋の外側のキワに(分解1)、ここを当てたいから(分解2)、このポジションにいると無理なく行うことができる(分解3)。だからこのテクニックはこうやってやるんだ〜!(結果)のように。

いかがでしたか?

タイ古式マッサージが難しく感じる人は、このように1度テクニックを分解してみてください。すると、なぜうまくいかなかったのかが見えてきますし、頭で理解してしまえば、あとは練習を重ねてスムーズに身体が動くようにするだけです。

基準を明確にできれば修正するのも簡単です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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木下智之
アユーラタイマッサージスクールインストラクター
日本でチェンマイ式タイマッサージを日本語で教える専門家。20代前半に経験したタイ、インド、ネパールへの旅行がきっかけで[人の役に立てる人間になりたい]と強く思うようになり今に至る。2017年、100人以上いるインストラクターの中で実績1位を獲得。現在はサロンにてタイマッサージの施術を行うセラピストをしながら、現役セラピストの方、本気で仕事にしていきたい方向けに、技術を教えています。

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