セラピストデビューが近づいてきたあなたへ。気持ちをスッとラクにする方法

技術を学んで、いざセラピストデビューが近づいてくると、「間違えたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」なんてことばかりが頭に浮かんできて、積極的になれなかったりしますよね。

でも大丈夫。そんなあなたの気持ちをラクにする方法があります。

今回は、「PDCAサイクルをまわす」という考え方をご紹介します。

はじめから完璧にできる人はいない

まずはここをしっかりと押さえて、気持ちをラクにしましょう。

はじめから完璧にできる人なんていません。慣れがあるだけです。

すんなりとデキてしまう人は、セラピストになる前に接客業をしていたとか、部活などでペアになってマッサージやストレッチをしていたとか、昔から好きで家族にやっていたなどの経験があります。

今デキてしまう人だって、はじめてやったときは同じように不安があったはずです。

だからあなたも、はじめから完璧を目指さなくても大丈夫。あなたに必要なのは経験です。その経験を重ねていくときに知っておきたいのが、PDCAサイクルをまわすということです。

PDCAサイクルとは

PDCAサイクルとは、この型に当てはめて進めていくことで、スムーズに成長していくことができるという仕事術の1つです。

PDCAサイクルのPはプランのPで、日本語にすると「計画」。

セラピストデビューの流れに当てはめると、まずはタイ古式マッサージを教えてもらった通りに覚える段階です。

2番目のDはドゥのDです。日本語にすると「実行」で、覚えたタイ古式マッサージを実際にお客さまへ提供する段階です。

その次のCはチェックのCです。日本語にすると「検証」。

覚えたタイ古式マッサージをやってみて、うまくいかなかったことや疑問点があった場合は、「〇〇がうまくいかなかった」「あのとき〇〇をどうしたらいいのか分からなかった」など、1度紙に書き出してみる段階です。

最後のAはアクションのAで、日本語にすると「改善」です。

今度は、なぜ〇〇がうまくいかなかったのを考えます。

例えば、うまくいかなかった理由に「〇〇に時間をかけすぎた」とか、「自分のポジションが近すぎた」など。

このように紙に書き出してみると、頭の中が整理されるので、じゃ次はこうしてみよう!この部分を見直しておこう!など、自分で改善策がでてきます。

もし自分では解決できそうにない場合は、この段階で、先輩や教えてもらった人に質問をして教えてもらいます。

そしてまたPにもどる

改善策が出てきたら、練習したり時間配分を変えたりして内容を整えます。

そしたらまた「実行」して「検証」して、さらに「改善」していくというサイクルを繰り返します。

この手順をすばやく繰り返すことで、どんどん上手にできるようになっていきます。

改善すればいいことを知る

なぜ「PDCAサイクルをまわす」ということをお伝えしたかと言うと、はじめから成長というのは「計画」「実行」「検証」「改善」が1セットになっているんですよということを知ってもらいたかったからです。

そもそもはじめから「検証」と「改善」をすると分かっていれば、気持ちに余裕が生まれると思いませんか?

つまり、はじめから完璧にしなくても、やってみて問題があったらすぐに改善していけばいいということです。

世界の超エリートだって同じ

今あなたはこのブログをスマホかパソコンで読んでいますよね。スマホだとしたら、ほんの数年前まで存在していなかった製品です。人間はすごいものを作りましたよね。

このスマホを考え出した人は天才だと思います。

ちなみにスマホがiPhoneだった場合、アップルという会社が作っています。そしてそのアップルは、2017年12月現在、時価総額で世界一の企業です。

つまり世界で1番お金がある会社なので、アップルの製品を作っている人達は、世界中から選び抜かれた超エリート達ということになります。

でも、そんな超エリートな人達が集まって作った製品も、必ずアップデートがあります。

発売する時は「これ以上にない最高のものができた!」と思って販売していたはずです。でも実際には、今までに何度も何度もアップデートがありました。

つまり、超エリートの世界でも、「検証」して「改善」することが当たり前のことだと言うことです。

じゃどのぐらいで実行していいの

じゃあ、はじめに実行するときは、どのぐらいのレベルになっていればOKなの?という疑問が出てくると思います。

その1つの基準は、勤めているサロンがOKといえばもう大丈夫ということです。あとは一生懸命やるだけです。

自分の基準を持つなら練習で60〜70%間違えずにできていればOKです。

もちろん100%まで上げる気持ちを持って練習することは当然のことです。でもお伝えしたようにはじめから100%にはなりません。

なのでOKサインが出たなら、あとは実行して改善していけばいいのです。

でも、もし練習で50%以上間違えたりするようなら、それはギャンブルと同じになってしまうのでNGです。

必死になって練習を繰り返しましょう。

いかがでしたか?

今回は、「PDCAサイクルをまわす」という考え方をご紹介しました。

これで、「間違えたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」なんてことばかりが頭に浮かんでくることもなく、ワクワクしながらセラピストデビューを迎えられます。

やればやるほど上手になって成長していきますし、お客さまからのありがとうが増えていきますよ。

すばやくPDCAサイクルをまわして素晴らしいセラピストになってくださいね。

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木下智之
木下智之
アユーラタイマッサージスクールインストラクター
日本でチェンマイ式タイマッサージを日本語で教える専門家。20代前半に経験したタイ、インド、ネパールへの旅行がきっかけで[人の役に立てる人間になりたい]と強く思うようになり今に至る。2017年、100人以上いるインストラクターの中で実績1位を獲得。現在はサロンにてタイマッサージの施術を行うセラピストをしながら、現役セラピストの方、本気で仕事にしていきたい方向けに、技術を教えています。